眼精疲労に効くお風呂の温度と時間は?副交感神経を刺激して目をリラックス
お風呂は日々の目と身体と疲れをとるのに最適です。お湯の温度によって目と身体への効果はいろいろです。全身の血行をよくして、目の疲れを回復するリラックスできるお風呂の入り方のポイントについてご紹介します。
眼精疲労が回復する温度
お風呂に入って体を温めると全身の血行がよくなり、疲れの元凶である老廃物を押し流し酸素や栄養が前身に巡ります。目のまわりの血行も当然よくなり、目の様々な機能が回復するのです。
ただ全身を温めるといっても熱めの湯に数分浸かっても身体の表面だけ、芯から温まっとはいえません最も大事なのは、身体の芯から温まること。
そのためにはお風呂の温度と浸かって時間が重要です。
眼精疲労に効く温度 37~40℃ 15分程度
この温度帯は肩こりや神経痛にも効果があるようです。肩こりから眼精疲労になることも多いので一石二鳥ですね。
温度による身体への効果の違いと時間
長湯をするなら不感温浴体(35~37℃)
お風呂が好きで長湯がしたい場合は、体温と同じ35~37℃が長湯をするときには最適だといいます。身体への負担が少なく脈拍・血圧・呼吸など普段の生活をしているときと差がないためです。
この温度は浸かっていると「冷たくも温かくもない」温度です。お風呂で長い時間過ごしてリラックスするなら身体に無理のないこの温度がおすすめです。
またお風呂は湿度が高いので、長湯すると目が保湿されて楽になるようですね。
シャキッとしたいなら高温浴帯(42℃以上)
この温度は交感神経を刺激する温度です。熱いお湯に短時間浸かることで身体が目覚めてシャキッとする読効果があります。
熱めのシャワーでもよいですね。
筋肉疲労が回復する「交代浴」
スポーツ選手が身体の疲労物質を早く抜くために水風呂に入るそうです。1~3分入ることで筋肉疲労が回復するといいます。
水風呂はやはり冷たくて苦手、という人は「交代浴」でも同じ効果が得られるといいます。
水風呂に1分 温かい湯に3分
これを交互に繰り返すことで、血管が拡張と収縮を繰り返し筋肉の疲れがとれやすくなります。
出典:国士舘大学教授の須藤明治さんによる
お風呂でできるアイケア
お風呂でできるアイケアもあります。お湯や水がすぐに使えることも利点ですね。
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入浴のポイント
- 入浴前にも水分補給 15分前にコップ1杯の水を飲む
- かけ湯は心臓から遠いところからかけ中心へ
- 頭にもかけ湯すると急激な血圧上昇を防ぐ
- 入浴後にもしっかり水分補給 (温泉や銭湯など長時間入浴でおよそ800mlの水分が失われる)
まとめ
[caption id="attachment_2408" align="alignnone" width="640"] 出典:NHKあさイチ/スーパー銭湯活用法2017/5/2[/caption]
眼精疲労に効く温度と時間。
37~40℃ 15分程度
血行が良くなり、副交感神経が刺激されリラックスできます。家のお風呂でも温度設定をいろいろと試してみてはいかがでしょう。
また、温泉や銭湯など様々なお風呂を楽しめる場所も増えていますから温度を目安にケアしたい場所や気分で目と身体の疲労回復にお役立てください。
お読みいただきありがとうございます。
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参考 http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/170502/1.html あさイチ2017/5/2スーパー銭湯活用術 http://ganseihiro-box.com/take-a-tired-in-the-bath.html 眼精疲労BOX