新聞の見出しで目と脳をトレーニング!ピント合わせをスムーズにして老眼がよくなる?!
新聞には様々なサイズの文字が印刷されています。大見出し、中見出し、本文記事。これらは新聞社によって規格で決まっていますから、その文字を毎日見ることで自分の目がどんな状態か確認するのに便利なのです。
最近、老眼で新聞は読みにくい…と感じていたら、この新聞エクササイズをお試しください。
新聞エクササイズでピント合わせをスムーズにする
新聞エクササイズは、文字の大きさが数種類あり、その文字を見ようと「水晶体(すいしょうたい)」がピント合わせをすることで目をきたえています。
ピント合わせは、カメラのレンズにあたる水晶体が厚さをかえて調節しています。
老眼が発生するのは、眼球のピントを合わせるパーツ「水晶体」と、その周りの筋肉「毛様体筋(もうようたいきん)」の衰えが原因です。水晶体は、弾力性のあるジェル状の物質で、近くのものを見ようとすると、これを厚く膨らませてピントを合わせます。しかし、老化で柔軟性が失われると十分に膨らまなくなるため、老眼という現象が起こるのだそうです。 つまり、老眼は決して治らない病気などではなく、トレーニングによって改善可能なのです。 引用抜粋:『眼科医が考案!自宅でできる視力回復メソッド』/本部千博
また眼精疲労も、ピントが固定されて水晶体を動かす毛様体筋という筋肉が緊張状態になることから起こります。
ピント合わせがスムーズにいけば、老眼鏡なしで新聞が読めるようになるようですよ。
新聞エクササイズのやり方
はじめる前に
[caption id="attachment_2507" align="alignleft" width="300"] 引用:http://www.haruhino.com/archives/51772452.html[/caption]
新聞は毎日同じ状態、目と新聞の距離が一定になるようにする (手で持つ/テーブルに置く)
明るさなど読む環境が同じになるよう、読む時間と場所を決める (朝/昼休み、ダイニングテーブル/ソファ)
見る面: 様々な大きさの文字がある1面やスポーツ面、社会面がオススメ
1 新聞を持って(置いて)目との距離を決める
- 本文記事の小さい文字にピントが合う位置に持つ
- 距離を保ったまま新聞全体をながめる
2 目だけを動かして、見出しと本文記事を交互に読む
- 見える範囲で大きい文字を小さな文字を往復させるように目を動かす
- 「見る」だけでなく「読む」ことがポイント
3 新聞を少し近づける
- 中見出しにピントが合う位置に新聞を動かす
- 中見出しと本文を交互に読む
最初に新聞の本文記事の、いちばん小さい文字にピントが合う目と新聞も距離を覚えておきましょう。
新聞を持ってやる場合、腕の曲がり具合が目安になりますよ。
その距離が少しづつ近づいていくように、毎日エクササイズを続けてみましょう。
さいごに
ピント合わせに効果的な新聞エクササイズ、いかがでしたか。
本文記事にピント 大見出し - 本文文字 (交互に)
中見出しにピント 中見出し - 本文文字 (交互に)
はじめのうちは慣れずに多少疲れるかも知れませんが、そのうちピント合わせに苦労しなくなります。
実際やってみると、大きな見出しの文字を見てその後にすぐとなりの本文の小さな文字をに目を移すと、水晶体が必死にピント合わせをしようとしているのを実感できます。
眼球を意識的に動かすと思った以上に気持ちがいいものだということを、習慣にしてから感じています。
目は動かさないより動かす方が気持ちいいものです。
新聞を購読していない…という人も多くなっているようですが、コンビニや駅などで、新聞や夕刊紙でも手に取ってみてください。
文字の大きさが決まっている新聞で、目のチェックができると思ってちょっとお試しください。
お読みいただきありがとうございます。
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参考 老眼は「脳のトレーニング」で回復する/本部千博/PHP研究所