目が疲れるのは部屋の明るさのせい?家庭でパソコンを使う正しい姿勢は?
最近、パソコンを使う時間が長くなっていると感じます。VDTとは、Visual Display Terminal(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)の略で、パソコンやスマホの面を長時間見ることでおこる目や体の不調、精神的ストレスなどの症状。パソコンを使わないわけにはいきません。できるだけ、身体の負担ならない環境で作業するしかない!
どんな場所にどんなふうにパソコン使えばいいのか、疲れにくいパソコンの環境つくりを調べてみました。
部屋の明るさはどの程度?
パソコン作業をするときは750ルクス以上の明るさが適当。ルクスは照度です。(照度計がないと測れませんね)オフィスの基準が750-1500ルクスと、労働基準法で定められています。これは、かなりの明るいです。銀行(かなり明るめですが)などに行ってみて明るさを体感してみましょう。
労働安全規則では300ルクス以上と基準も色々あるようです。通常の暮らしなら、これで十分ともいわれています。部屋の明るさそのものよりも、パソコンと周囲との明るさが極端に差がないようにします。机の上の電気スタンドを使って手元だけ、明るい、というのは、疲れ目の元となってしまいます。
電気スタントを使う場合も、部屋全体の灯りも照らしておきましょう。目が暗いところと明るいところと、急激に瞳孔が収縮を繰り返すことになります。
家庭でPCを使うときの部屋の明るさは?姿勢は?
パソコンを置く位置はどこがいいの?
直射日光が入り込まない場所を選びましょう。窓の近くは外の景色が見えて、気分転換にはよいのですが、パソコンの画面に、ほかのまぶしい光が入り込むと作業がしにくくなります。電気スタンドを使うなら、背後から当てるなど、画面に向けないようにします。
パソコンに向かう姿勢は?
[caption id="attachment_1350" align="alignnone" width="486"] 出典:パソコンの利用と健康「パソコンを使うときの姿勢」富士通[/caption]
視線が上向きにならないようにします。まぶたが上向きになると、目を大きく見開くことになりますから、目が乾きやすく、ドライアイの傾向が強まります。
画面までの距離を50cm程度開けます。腕の位置が肘から机におけるスペースがある広さがあるといいですね。手首や腕が浮いていると疲れやすく、肩こりや腕が張って目の疲れになりやすいです。肘からまっすぐにキーボードにとどく楽な姿勢を心がけたいです。
書類や資料を見ながらパソコンを使う場合、あまり離れた場所に置かないようにします。目をあちこち移動させると、そのたびに目は焦点の調整をすることになり、疲れやすくなります。
パソコンの画面はどう調整する?
文字の色と背景の色のコントラストが強くなり過ぎないようにしましょう。輝度を調整して白くなっている画面がまぶしくない程度にしましす。
フォントを見やすいサイズに選択します。小さすぎない大きさに設定し、コントラスト調整ではっきり見えるようにします。
【簡単に設定を変えられます】
⦿⦿パソコンのブルーライトを減らす設定(windows10)を変えてみた!
まとめ
目を疲れから守るパソコンの環境は、
・ほどよい部屋の明るさ ~300ルクス以上、極端に部屋は暗くしない
・ストレスを感じない画面の設定 ~コントラストを少なく、大き目の文字
・視線を上向きにしない ~ドライアイを防ぐ
できる疲れ目の環境対策からしてみましょう。明るさは、好みもあると思います。明るすぎるのが苦手な人は、色々な明るさを試して最も楽だと思えるものにしてはいかがでしょう。
わが家も実はかなり暗めです。その日の体調や日によって明るさは変えています。いずれにせよ、あまり長時間の作業は避けて休憩をとりながらが一番のようです。
お読みいただきありがとうございます。
【眼精疲労は明るさも関係しています。環境も見直してみましょう】
⦿⦿目が疲れるのは部屋の明るさのせい?家庭でパソコンを使う正しい姿勢は?
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