わたしのメガネと目のブログ

メガネと目の健康について書いたブログです。メガネ歴40年の読書と図書館と公園と空の雲が好きな50代です。視力が落ち始めた中学生の頃、目が見えなくなったらどうしよう…と不安に駆られました。視力は強度近視で0.1ありませんが、ちゃんと見えてこの歳まできました。あれこれ目の病気や疲れが気になります。知らないことが不安になるので、色々と目のことを調べてみようと思いました。

目のエステで眼精疲労解消!?オイルで目を洗う効果は

アーユルヴェーダはインドやスリランカの伝統的医学です。自然の力をかりて心身を整える、といったイメージがあります。調べてみたら「目のエステ」があるようです。目の疲れ解消にもなるようですね。どのようなものなのでしょうか。

目にオイルを注ぐ?ネトラバスティ=ネートラタルパナ

5000年前伝わるアーユルヴェーダは「生命の科学」という意味で、心身に働きかけバランスを整えて健康を維持し病気を防ごうというものです。予防医学を重視しています。

「目のエステ」は「ネトラバスティ」と呼ばれる眼球まわりのトリートメントのことです。インドでは「ネートラタルパナ(ネトラ:目、パルタナ:滋養を与える)」と呼ばれています。「ネトラバスティ」は日本の造語のようですね。

ギー(Ghee)、インドを中心とした南アジアで古くから作られ、食用に用いるバターオイルの一種。乳脂肪製品。ギーは発酵無塩バター(インドでは「マカーン」と言う)を煮詰め、水分や蛋白質を取り除き、純粋な乳脂肪となっている 出典:Wikipedia

インドの油「ギー」はバターから不純物を精製したもので、インドでは傷薬としても使われることもあるようです。アーユルヴェーダで唯一、目の中に入れてもよいとされています。 本来ギーは冷たい性質を持つとされています。目は常に休むことなく使われ脳に電気信号を送っているため熱を持つものとされます。相反するもので調和をとっているようです。

目がオイルに浸かる「ネトラバスティ」、目の温泉といわれるワケですね。眼精疲労やドライアイにも効果があるとされています。また見た目にも効果があるようです。

施術方法

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  1. 強力粉を水でこねたものを、オイルが流れ出ないように目の周りに置く(肌に密着)
  2. 38~40℃に温められたギー(不純物を取り除いた)を注ぎ込む
  3. 施術を受けている人は、目をゆっくりとまばたきする(目にオイルをなじませる)

オイルは目に全く染みることはないようです。オイルは一度温めると温度が下がりにくいですからね。ほのかな温かさが目に良いのでしょう。

ネトラバスティの効果

眼精疲労・ドライアイ

目の表面は涙でおおわれています。これが不足するとドライアイになるわけですが、涙は水分だけではありません。3層になっている一番外側は油膜層ですからオイルとの相性はよく水よりもよほど目に優しいのです。

オイルの中でまばたきすることで、眼球全体にオイルがいきわたり、目のゴロゴロ感など不快感がなくなりスッキリするようです。

アンチエイジング

  • 目のまわりの皮膚にハリがでる
  • 目のクマが改善する

目のまわりの血行が促されて、アンチエイジング効果もありそうです。目元がスッキリしていると好印象です。

白目が白くキレイになる

  • 白目の黄ばみが改善する
  • 白目と黒目がくっきりする

眼球の汚れが落ちるからでしょう。目ヂカラがアップしそうですね。

まとめ

目のオイルの温泉ネトラバスティ

  • オイルの温度が下がりにくい特性で目を温め血行がよくなり眼精疲労改善に
  • 目に優しいギーで油分補給と眼球の汚れを落とす
  • 白目がキレイになる、美容効果も

これはぜひ体験したいと調べていて思いました。

お読みいただきありがとうございます。

参考 https://geechs-magazine.com/tag/entertainment/20150311/1 https://www.facebook.com/ayurveda.teinei/posts/544539262389841