わたしのメガネと目のブログ

メガネと目の健康について書いたブログです。メガネ歴40年の読書と図書館と公園と空の雲が好きな50代です。視力が落ち始めた中学生の頃、目が見えなくなったらどうしよう…と不安に駆られました。視力は強度近視で0.1ありませんが、ちゃんと見えてこの歳まできました。あれこれ目の病気や疲れが気になります。知らないことが不安になるので、色々と目のことを調べてみようと思いました。

目の病気が気になったら参考したいわかりやすいサイトは?

目にあらわれる症状は実に様々です。気になった症状があったら自分がどんな眼病の疑いがあるのか知りたいものです。

今はすぐにネットで調べることができますが、その情報は膨大です。医療に関わることはまずは正確なこと。目の病気で情報が正しく、わかりやすい、見やすいと思うサイトをご紹介します。(eye naviでも参考にしています)

目の病気や目に関することを調べる時のお役にたてればと思います。

目に関する協会・団体

日本眼科学会

明治30年に設立、会員数1万4837名(平成29年1月末現在)、日本の医師免許所得者で眼科学の進歩発展、人類・社会の福祉に貢献することを目的とした団体です。

一般向けコンテンツには、「目の病気」「市民公開講座」「専門医一覧」があります。

「目の病気」は、目の各部分別の病気の解説があります。

  • 結膜の病気(アレルギー性結膜疾患・ウイルス性結膜炎・翼状片)
  • 角膜の病気(角膜感染症・角膜内皮障害)
  • 水晶体の病気(白内障)

といった具合です。

「目の病気」はこちらです。

[blogcard url="http://www.nichigan.or.jp/public/disease.jsp"]

目の病気の情報は大変詳しく、時には図入りで解説されています。

文章はわかりにくくはないのですが、文章がかたまりになっており読みにくいのが難です。

項目によってはイラストもなく解説のテキストが延々と書かれています。もう少し見やすければありがたいのですが。

目の病気を疑ったらまずアクセスすべきサイトです。

↓「関連リンク集」は、行政機関、医療機関、医師会・関連団体が一覧できます。

[blogcard url="http://www.nichigan.or.jp/link/index.jsp"]

 

公益社団法人 日本眼科医会

 

一般向けに目の様々な情報を提供しています。

「目についての健康情報」は、身近な目の病気や気になる症状がある時に、まず読むとよいでしょう。

特に「子どもの目」については、近視・遠視や外傷、コンタクトレンズ、子供の弱視・斜視など生活に関することもわかりやすく書かれています。

病名ではなく、テーマであつかっています。

ほかにも「ロービジョンケアを行っている施設」「色覚関連情報」「コンタクトレンズ関連情報」があります。

[blogcard url="http://www.gankaikai.or.jp/"]

 

(公社)日本眼科医会が運営・監修している「目の健康jp」では、目の健康を守るための新しい情報を提供しています。

「コンタクトレンズ」と「目の知識」がQ&A方式で説明されています。それぞれシンプル版は写真やイラストでわかりやすいです。

コンタクトレンズにはコミック版があり、目の知識には動画版があります。

目の知識は10項目(近視って何?、緑内障、白内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、網膜剥離、ドライアイ、オルソケラトロジー、レーシックとは?、色覚異常)よく知られた病気と一般に関心の高い項目が並びます。

[blogcard url="http://www.menokenko.jp/"]

 

日本小児眼科学会

日本小児眼科学会は、子どもの眼の疾患に関する医療と学問の発展を目的とする組織です。

子どもに起こるさまざまな視力障害に対して優れた医療を提供するために、臨床と基礎の研究を進め、その学問的成果を臨床の実践に応用するとともに、その知識の普及を目指しています。

子供の目の病気は、特に注意したいものです。

お知らせ ⇒ 一般に皆様へ で以下の項目にいきます。

  • 近視について
  • 三歳児健康審査における視覚検査について
  • 小児の弱視等における治療のための眼鏡・コンタクトレンズに関する療養費の支給について
  • 子どもの眼の発達と年齢ごとの異常所見について
  • 子どもの眼の病気について ~35種類の病気は、それぞれに症状・原因・診断・治療・管理など詳しく書かれています。

(当然ですが)子供独特の病気が多く解説されています。先天性の疾患も多いです。

お子さんの目に異常を感じたらこちらでまず確認するとよいでしょう。

こちらが日本小児眼科学会です。

[blogcard url="http://www.japo-web.jp/info_ippan.html"]

病気によっては、専門用語も多く文字だけで読みにくさを感じますが、簡潔にまとめられています。

 

日本弱視斜視学会

日本弱視斜視学会は、小児の視力および両眼視機能の発達および障害、 成人における複視などの両眼視機能障害に関する 臨床、および基礎研究の発展を目的に発足した組織です

一般向けの「斜視・弱視の病気の説明」は、より細かく分類された斜視・弱視をそれぞれ「はじめに・原因・症状・診断・治療/管理」について解説しています。

Ⅰ. 斜視 1. 斜視(斜視・偽斜視・眼性斜頸)

2. 外斜視(間欠性外斜視・恒常性外斜視)

3. 内斜視(乳児(先天)内斜視・後天内斜視・調節性内斜視・部分調節性内斜視)

4. 上下斜視(交代性上斜位・下斜筋過動)

5. 麻痺性斜視(動眼神経麻痺・滑車神経麻痺(上斜筋麻痺)・外転神経麻痺)

6. 特殊型の斜視( Duane症候群(デュアン症候群)・ Brown症候群(ブラウン症候群)・ 重症筋無力症 甲状腺眼症 眼窩吹き抜け骨折 固定斜視 感覚性斜視)

II. 弱視

弱視・屈折異常弱視・不同視弱視・斜視弱視・形態覚遮断弱視

III. 眼振

眼振(乳児眼振(先天眼振)(振子様、衝動性)・潜伏眼振)

IV. 心因性視覚障害

V. 専門用語の説明

↓斜視・弱視の病気の説明はこちらです。

[blogcard url="http://www.jasa-web.jp/list/"] 

↓弱視・斜視を専門とする医師の一覧はこちらです。

[blogcard url="http://www.jasa-web.jp/search/index.html"]

 

日本視機能訓練士協会

「視能訓練士」は国家資格を持った医療技術者で目の専門家です。

あまり聞きなれない職業かもしれませんが、眼科の領域に関することに詳しく視能検査と視能矯正のエキスパートといえます。

視能訓練士についてはこちらで詳しく書いています。

[blogcard url="http://eye88eye.com/shikinou-kunrenshi-3486"]

 

一般向けには、「視能訓練士とは」で視能訓練士の仕事やなるための基本情報があります。

「ま目知識」では、「近視・遠視・眼鏡・コンタクトレンズ」「両眼視について」「目と脳について」「3歳児視覚検査-視覚検査マニュアル」の豆知識があります。

[blogcard url="http://www.jaco.or.jp/"]

 

目に関連する企業

参天製薬「目の情報ポータル」

「サンテ」の名称で知られた目薬で知られています。医学用眼科薬の国内市場トップで、年間約4億本の点眼剤を生産しています。これは世界最大級の規模です。

明治32年に発売された参天製薬の目薬第1号は「大学目薬」。日本で点眼薬が普及するきっかけをつくったといいます。

「目の情報ポータル」では、

  • 目の症状セルフチェック ~ 充血や乾き目など7項目
  • 目の病気百科 ~ よくある目の病気 18項目
  • アイケア・お役立ち情報 ~ 目のストレッチ、正しい目薬のさし方など8項目
  • よくある質問 ~ 「製品に関して」「コンタクトレンズに関して」がQ&A方式で書かれています。
  • 製品情報 

で構成されています。

↓「目の情報ポータル」トップはこちらです。

[blogcard url="http://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/"]

 

ロート製薬「ココロートPark 目の健康ガイド」

目の病気の解説ではなく読みものです。例えば、

  • 自分の目と、長く上手に付き合う方法
  • 昼間に浴び、夜は避ける!「ブルーライト」と上手に付き合う方法
  • コンタクトの感染症予防に大切なこすり洗いは「脂質汚れ」にも有効!?

こうした記事が15本。

ココロートParkは、ロート製薬のコミュニティサイトです。ほかにも「スキンケア研究所」「MEN'LABO」「健康美容ナビ」「注目アイテム」などがあります。

ロート製薬は一般医薬品目薬市場でトップシェア(約30%・2016年)です。

↓「目の健康ガイド」はコチラです。

[blogcard url="https://coco.rohto.com/contents/eyecare/"]

 

ファイザー製薬「緑内障の情報サイト」

陽ざし 木漏れ日 タイトル

緑内障に特化した情報サイトです。セルフチェックと治療法を詳しく紹介しています。

項目は以下のとおり。

  • 40歳以上の20人に1人が緑内障
  • セルフチェック
  • 眼科に行って何をするの? 
  • 治療中の方へ
  • もっと知ろう緑内障

セルフチェック(40代から要注意!まずチェック)では、3つのチェックができます。

  1. ちらつきチェック
  2. 視野の欠けチェック
  3. 音合わせチェック

「緑内障の情報サイト」はこちらです。

[blogcard url="http://www.ntg40.jp/"]

 

ファイザー日本法人は1953年の設立。医療用医薬品の製造・販売・輸出入を行っています。

 

千寿製薬「Eyeノート」「瞳の休憩室」

「Eyeノート」は目薬と目の病気について、「瞳の休憩室」は「だまし絵シアター(76種)」や「3D立体視(4種)」、「目の雑学(15本)」が一般向けに情報提供しています。

だまし絵シアターは三輪みわさん(第1回パズル大賞受賞)によるオリジナルです。他では見ることができない不思議なだまし絵で目を刺激しましょう。

「同時に見えない、不思議な点」「中央をじっと見つめると…」など目と脳の不思議を体感できますよ。

正解を見る、と詳しい解説があり隠し絵などもちゃんと答えを知ることができます。

イラストもカワイイです。

↓だまし絵シアター一覧はこちらです。

[blogcard url="http://www.senju.co.jp/consumer/resteye/damashie/list.html"]

 

千寿製薬は「マイティア」の目薬を製造販売しています。

 

三和化学ヘルスネット「目と健康シリーズ」

 

眼の病気について、学んでもらおうと企画された、わかりやすいテキストです。眼の病気をいろいろな側面からテーマ別にまとめてあります。

一覧表から知りたい項目を選んで読むことができます

シリーズ監修は、東京女子医科大学眼科教授の堀 貞夫先生です。

「目の健康シリーズ」が32項目、「リラックスアイ」は目に関する雑学が8項目です。

各項目かなるのボリュームで解説されています。イラストや写真、データなど提示されています。

解説文も段落が短く読みやすく書かれておりわかりやすい構成です。

↓「目と健康シリーズ」はこちらです。

[blogcard url="http://www.skk-health.net/me/index.html"]

 

サイトを運営している三和化学研究所は、「健康創造」のスズケングループの一員として、医薬品、診断薬の研究開発と製造販売を行っている会社です。

特に糖尿病および腎疾患領域を柱に生活習慣病の関連薬品を中心のようです。

目の病気別の学会

 

日本白内障学会

[blogcard url="http://www.jscr.net/ippan/index.html"]

日本糖尿病眼学会

[blogcard url="http://www.jsod.jp/ippan/index.html"]

日本近視学会

[blogcard url="http://www.myopiasociety.jp/general/subject/index.html"]

日本近視学会の一般向けはお休み中です。(2017/7/27現在)

日本網膜硝子体学会、日本角膜学会は、一般向けに書かれた記事はありません。

さいごに

目のさまざまな情報サイト。

まずは学会、眼科医が監修しているなど医学的に間違いのない情報にアクセスすることが肝心です。

気になる目の症状があったらセルフチェックなどを参考にするのもよいですが、自己判断せず必ず専門医に診てもらいましょう。

大切な目をケアしながら、いつまでも健康に保ちたいものです。

お読みいただきありがとうございます。

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