子どもの視力低下と紫外線の関係や影響は?バイオレットライトの効果!
近視になりはじめた10代前半視力はどんどん悪くなっていきました。仮性近視のうちに対策すればここまで視力は落ちなかったのかしら…(0.1ありません)と思ったりします。
そんな視力が落ちはじめた子どもたちに朗報です。
バイオレットライトが視力の進行を抑制する!
バイオレットライト?
ブルーライトは知っていますが、バイオレットライトとはどういう光なのでしょうか?
子どもの視力低下は年々進んでいます。近視になる原因にあげられるのがスマホやゲームなどに多く時間をとられることが原因にあげられていますが、どうもそうとばかりはいえないようです。
バイオレットライトは光を分光するとあらわれる波長の最も短い光です。
出典:紫外線環境保険マニュアル2015
近視の人は眼球が楕円に伸びて焦点が網膜に合わなくなっておきます。バイオレットライトが目に入ると網膜にあるEGRIという遺伝子が活性化し眼球が長くなるのを抑えます。
その結果、近視の進行が抑制されます。
バイオレットライトを取り入れる方法
窓を開ける
バイオレットライトは家の中にいても取り込むことができます。ですが、壁やガラスを通さないので窓を開けて直接日光を取り込むことが大切です。
光は乱反射しているので自然に目にとりこまれる環境をつくるといいですね。
1日2時間の外遊び
現代の小学生の外遊びの時間は40分ほどです。外で遊んで紫外線を自然に浴びる機械は格段に減っているといえます。
1日2時間程度太陽を浴びるとその効果が得られるようです。一昔も二昔も前の話になってしまいますが子どもの頃、 メガネをかけている子どもは珍しかったものです。
時代も環境も変わってしまっていますから今の時代にあった対応が大切ですね。
紫外線の影響
紫外線の影響も気になります。皮膚に与える影響は日本人は欧米人より少ないとされています。
直射日光の強いときは対策が必要です。
ビタミンDの生成
紫外線B波を浴びることでビタミンDを生成し、カルシウムの吸収を高めます。(1日15分程度でも効果あり)
日光はストレスを解消させるなどリフレッシュ効果があります。
出典:紫外線による影響:環境省
時差ボケ解消
よく時差ぼけの時は日差しを浴びて体内時計をリセットすることが知られています。
自律神経を整えて血行や新陳代謝を促します。皮膚の抵抗力を高める作用もあります。
もちろん紫外線を浴びすぎることで健康被害を起こすことは知られています。
目に与える影響
目に与える影響も多く白内障や雪眼炎、加齢黄斑変性の要因といわれます。
【目と紫外線についてはコチラ】
⦿⦿雪山で黒いサングラスは紫外線対策にならない! 目を守るオススメの色形・機能は?
⦿⦿スキーやスノボ後に目が充血で涙が止まらない?冬の目の日焼けの対策と治し方は?
紫外線の適量はどれくらい?
個人差もあります。陽に少し当たっただけで真っ赤になる人もいれば見た目は全く影響が見えない人も…
人それぞれ違いがありますね。
出典:紫外線環境保険マニュアル2015
季節による紫外線の強さによっても変わります。何時間以内なら大丈夫とは言えません。紫外線の影響は、
特に皮膚ガンの場合は細胞分裂が活発な10歳以下の子どもの場合、傷ついた遺伝子がそのまま伝わることで発症率が高まるといわれます。
日光浴という言葉もありましたから、昔から健康に良いとされていましたね。なんでもバランスが大切ということでしょうか。
ほどよく取り込むことで、毒も薬になるといいます。
まとめ
子どもの近視の進行を抑制するバイオレットライト。
紫外線の健康への影響も考慮しながら取り入れたいものです。
- 日光の強すぎる10時~14時を避ける
- 服装などで皮膚をカバーする
室内でも紫外線を取り入れることができますから近視の進みが気になる時期には試してみるとよいですね。
追記
バイオレットライトに関する本が発売されました。
慶応大学医学部教授による最新研究の成果!近視の原因と予防法、近視の常識を覆す!
NHKあさイチで紹介されて大反響! 「バイオレットライト」で近視予防!
【子どもの目の病気とケガについてはコチラ】
お読みいただきありがとうございます。
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参考 20170119あさイチ www.env.go.jp/chemi http://sigaisen.org/strategy/strategy_child.html