ブルーライト対策のメガネ|カット率で変わるレンズの種類と色の効果は?
パソコンやスマホはもちろんテレビやLED電球の灯りなど省エネ策もあり、ブルーライトに囲まれた生活となっています。
健康にも影響があるというブルーライト。
手軽に対策するなら、メガネをかけるのが手っ取り早い対策です。
ブルーライト用のメガネというと見た目にレンズの色が黄色がかっていたような…
ブルーライト対策のメガネについてまとめてみました。
ブルーライトを浴びる時間が増えている
「5年間で1日の間にブルーライトを発するものに接触する時間は、2時間半以上も増えている」というデータがあります。
(出典:April 22, 2014 eMarketer Mobile Continues to Steal Share of US Adults' Daily Time Spent with Media)
⦿⦿スマホのブルーライトが目に与える影響は?危険性と対策法とは?
[caption id="attachment_277" align="alignnone" width="675"] 出典:ブルーライト研究会[/caption]
スマートフォンやパソコンはもちろんのことLEDが主流となったテレビや省エネのためのLED電球、街角に見られる巨大な、そしてあちらこちらに見かける電子掲示板などから、ブルーライトは発せられているのです。
[caption id="attachment_276" align="alignnone" width="750"] 出典:ブルーライト研究会[/caption]
意識せずともブルーライトを目にする生活となっているのが現状です。
スマホやパソコンにはブルーライトを軽減するアプリや、フィルムを貼る、設定を変えるなどして個別に対処することも必要です。
⦿⦿パソコンのブルーライトを減らす設定(windows10)を変えてみた!
普段に暮らしの中では使うものを選ばずブルーライトをカットするならば、ブルーライトカット用のメガネが場所を選びません。
ブルーライトのカット率で変わるレンズの色
ブルーライトを吸収するタイプのレンズは、基本的にはブルーライトのカット率が上がるとレンズの色は黄色っぽくなっていくようです。
ブルーと補色関係にある黄色をレンズにつけることで、ブルーライトを吸収し、目に届く光をカットしています。
[caption id="attachment_1765" align="alignnone" width="300"] 出典:JINS SCREEN[/caption]
度付きの場合は、どのメガネ店でも選んだレンズにプラス料金(+2000円~)でブルーライトカットレンズにすることができます。
また、度なしのブルーライトカットメガネはパソコン周辺機器メーカーなど様々なところから発売されいます。
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ブルーライトカットメガネでできる目の保護
光は7色(虹の色)に分かれていますが、最も網膜にダメージを与えるとされるのが青色です。
「黄斑部変性症(おうはんぶへんせいしょう)」のリスクが高まるといわれています。 また、黄斑部変性症の前症状といわれる「中心性漿液性網脈絡膜症(ちゅうしんせいしょうえきもうみゃくらくまくしょう)」の増加も心配されています。
黄斑部変性症は、強い光を見続けることによって、網膜が再起不能となって、網膜の修復システムが狂ってしまい網膜が傷んでくるものです。
強い光を見て、目をつぶると残像がみえますね。この状態は網膜が悪い状態になっているのです。
黄斑部変性症は体質が原因とされるようですが、ブルーライトなど光の影響は否定しきれないといいます。
ブルーライトカットのメガネによる目の保護は、多くの眼科医もすすめています。
ブルーライトカットレンズの種類
反射タイプ ~カット率30%前後
レンズがブルーライトのみを反射する性質を持っています。 レンズに特殊なコーティングをすることでブルーライトを反射させています。
見え方自体はほとんど変わらないので違和感なく使うことができます。
比較的安価に購入できる事と、透明レンズ(色がついていない)で抵抗なくかけやすい事から、気軽にブルーライト対策を始めたい方向けです。
スマホやパソコンも必要な時だけしか使用しない人向きです。
吸収タイプ ~カット率50%前後
カラーレンズがブルーライトを吸収してくれます。
黄色のレンズでカット率が反射タイプよりも高いです。
スマホやパソコンを長時間使う人向けです。
眠る前にスマホを見る習慣のある人。
覚醒の光であるブルーライトは就寝前のには避けたいものです。 もし眠る前に使うなら、カット率の高いレンズのメガネを専用に用意してはいかがでしょう。
反射+吸収タイプ
[caption id="attachment_1768" align="alignnone" width="580"] 出典:ニコン[/caption]
反射と吸収を組み合わせてブルーライトをカットしています。
レンズの色味は抑えつつ、高いカット率を実現しています。
Zoff PC Ultraなどが採用。
まとめ
ブルーライトカットメガネのレンズの色。
カット率が上がるほど黄色くなります。 黄色は青色の補色関係にあります。
網膜の病気を予防するためにも、長時間ブルーライトを見る場合はメガネを使いたいものです。
以前使っていたメガネは吸収タイプで、普段使いするにはレンズが黄色っぽくてすこし気になりました。 使用中の2本めは反射タイプで、見た目はクリアなレンズでブルーライトカットメガネとはわからないものです。 メガネに反射した光が青くメガネレンズに移りこむことがありますがほとんど気になりません。 いずれもメガネを作った時にレンズにブルーライトカット機能を追加したものです。
レンズの色を抑えつつ、高いカット率をもつレンズも開発されています。 使い勝手の良く、カット率も高いメガネの開発に期待します。
お読みいただきありがとうございます。
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参考 http://www.nikon-lenswear.jp/products/coating/seeclearbluepremium.htm ニコン https://www.jins.com/jp/jins-screen/ http://www.zoff.co.jp/sp/zoffpc_ultra/ http://blue-light.biz/ ブルーライト研究会 https://allabout.co.jp/gm/gc/414790/