わたしのメガネと目のブログ

メガネと目の健康について書いたブログです。メガネ歴40年の読書と図書館と公園と空の雲が好きな50代です。視力が落ち始めた中学生の頃、目が見えなくなったらどうしよう…と不安に駆られました。視力は強度近視で0.1ありませんが、ちゃんと見えてこの歳まできました。あれこれ目の病気や疲れが気になります。知らないことが不安になるので、色々と目のことを調べてみようと思いました。

上まぶたのたるみを予防する方法は?気をつけたい3つの生活習慣とは

40以上の女性の目元の悩みといえば「シワ・たるみ・クマ」。

老眼鏡を必要になる40代以降の女性で最も気になるのが、特に「上まぶたのたるみ」だといいます。

たるみ予防のための、気をつけたい生活習慣をご紹介します。

40代以上の目元の悩みとは?

目元のお悩みといえば「シワ・たるみ・クマ」が三大悩みです。

[caption id="attachment_3674" align="alignnone" width="300"] 出典:NHKごごナマ「脱おばさん!目元編」[/caption]

 

特に上まぶたのたるみは多くの女性(男性も)の悩みの種です。見た目も残念ながら老けて見えますし、視界も狭くなります。

まぶたが下がる「眼瞼下垂」とは

まぶたがたるみ開きずらくなる、モノが見えにくくなる症状が「眼瞼下垂(がんけんかすい)」です。乳幼児から高齢者まで発症する可能性がある眼の疾患です。

先天性と後天性のものがあります。

先天性眼瞼下垂は、生まれつき目が開きにくく左右差がある場合が多くみられるようです。視力の発達に影響するので乳幼児や子どもの場合は早めに受診してその後の対処を相談されるとよいでしょう。

後天性眼瞼下垂は、眼筋疾患・加齢・コンタクトレンズ装用などによって起こります。最も多いのが加齢性眼瞼下垂です。

女性の多くが悩むたるみは生活習慣や加齢で起こるものです。(もちろん中には眼筋疾患であることもあるので注が必要です。)

日常生活に支障をきたすような眼瞼下垂は手術で治療可能です。

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まぶたがたるむ原因と予防法

まぶたの開閉は「ミュラー筋」と呼ばれる筋肉が行っています。まぶたの薄い皮膚の裏側にあります。この筋肉が伸びきってしまうとまぶたはたるんできます。

[caption id="attachment_3673" align="alignnone" width="300"] 出典:NHKごごナマ「脱おばさん!目元編」[/caption]

そうならないため、日頃から気をつける必要があります。

ミュラー筋を傷つける習慣には以下の3点が主な原因となります。

メイク落とし

つい、ごしごし落としていませんか。目ヂカラアップのためにアイメークをしっかりとする化粧法が人気です。

当然メイクを落とす時に手間も時間もかかります。

力強くまぶたをこするのはよしましょう。

アイメイクはあくまで優しく落とすことです。アイメイク専用のメイク落としを使うのもよいかもしれません。

 

40代からのメイク術はこちらです。

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花粉症

とにかく目がかゆくてこする…これが一番よくありません。

花粉症やアレルギーで目がかゆい時には、こすらず冷やす、あるいは目薬を使うなどしてできるだけこすらないようにしましょう。

 

花粉のかゆみに効く目薬の記事はこちらです。

[blogcard url="http://eye88eye.com/kafun-meusuri-1337"]

 

ハードコンタクトレンズ

ハードコンタクレンズをするということは眼球の上にレンズ分の厚さがプラスされるということです。

それだけまぶたは開閉の時に負担がかかるといえます。

また、コンタクレンズを装用する時に、上まぶたを強く引き上げるなどまぶたの内側の筋肉に負担をかけることにもなってしまいます。

コンタクトレンズをするなら、ソフトコンタクトレンズの方がまぶたには良いようです。

できるだけまぶたに負担をかけないようにすることがたるみ防止になるといえるでしょう。

 

コンタクトレンズ装用時のメイクには工夫が必要です。

[blogcard url="http://eye88eye.com/contact-eyemakeup-1610"]

 

ミュラー筋を休めて頭痛・肩こりを解消する

まぶたはできるだけこすらない。

これが最もたるみを予防する方法のようです。

まぶたがたるんでくるとミュラー筋は常に緊張してまぶたを引き上げなければなりません。

そのため、おでこにシワが寄り、頭皮を伝って後頭部が緊張します。そこから肩こりや頭痛、首が凝るなどの症状を引き起こすことがあります。

 

二重にすることで視界がひろがります。

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市販のサージカルテープを使う

[caption id="attachment_3671" align="alignnone" width="300"] 出典:NHKごごナマ「脱おばさん!目元編」[/caption]

ミュラー筋を休ませるためにテープでまぶたを引き上げて起きます。

4~5センチの長さのテープを2本、それぞれに貼ります。(テープは用法を守ってお使いください)

こうすることによって、ミュラー筋を緊張させることなく、楽に目が開けられるのです。

(とはいえ、人に見せられる姿ではないですね^^ 密かにちょっと目を休めよう、とひとりの時にやってみてはいかがでしょう)

これをやると、目がすごく楽、と写真の体験者も話していました。それだけいつもむりやり目を開けているということですね。

下向きの作業をする

ままぶたを引き上げようとするためミュラー筋は緊張していますが、下向きの作業をするときはまぶたが楽になります。

読書や編物、皿洗いなど下向きに作業するのは、ミュラー筋をやすめることになります。

 

さいごに

上まぶたのたるみを予防する3つの生活習慣。

  • アイメイクは優しく落とす
  • 花粉症で目をこすらず、冷やす・目薬を使う
  • コンタクトレンズのつける時、上まぶたを強く引き上げない

まぶたはデリケートな器官です。とにかく強くこすらないことです。

まぶたを手でゴシゴシは危ない!目にゴミや異物が入った時の対処法

まぶたの指圧・マッサージは危険!疲れ目に効くツボは?

まぶたの開閉を行うミュラー筋を休ませることも大切ですね。

お読みいただきありがとうございます。

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参考 https://hh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20170804-21-30536NHKごごナマきわめびと/信州大学・松尾清教授 https://ja.wikipedia.org/wiki/眼瞼下垂