目のかゆみが楽になる花粉症対策!衣食住で気をつけること
花粉症の症状はつらいものです。
毎年花粉情報に耳をかたむける春です。
少しでも症状が楽になるため衣食住ですぐできることをあげてみました。
花粉の活動時間
花粉は気温が15度以上で湿度が60%以下の日に飛びやすいといわれています。
つまりカラッとしてポカポカと暖かい日が最も花粉が飛散しているのです。
また、1日の中で最も花粉が飛ぶ時間帯は朝だといわれます。
日中3時くらいまでは、朝と同じくらいの量が飛び続けているようです。
飛散が落ち着いてくる夕方以降も、道路などには花粉が車や人の流れで巻き上げられる状態です。
衣|花粉を寄せ付けない服装で外出
ウール素材は着用しない
春先、肌寒いからといって、ウール素材を着て出かけるのはやめましょう。
静電気が花粉を引き寄せてしまいます。
静電気を起こさないようにする柔軟剤を使用するなど注意が必要です。
ツルツルした生地の外套が花粉をつきにくくします。
また、花粉を家に入れないように、帰宅したら玄関でしっかり花粉を落とすことも必須です。
メガネやゴーグルをかける
[caption id="attachment_860" align="alignnone" width="511"] 出典:的確な花粉症の治療のために[/caption]
通常のメガネだけでも、メガネをかけていない時の目に入る花粉量の半分以下になります。
メガネ各社から花粉対策用のメガネも発売されています。
JINS
花粉カット率 98%
価格: 2052円 ~
http://www.jins.com/jp/functional/kafun/lineup/
Zoff
「Air Visor」
花粉カット率 98.4%
・普段つかいとゴーグルタイプ ・度付きメガネタイプ(カット率 92.3%) ・マスクをしても曇りにくい
価格: 3240円 ~
http://www.zoff.co.jp/sp/kafun2016/
眼鏡市場
「花粉プロテクト」
花粉カット率 98.8%
・28のバリエーションから選べる ・超弾性樹脂を採用し軽くしなやか
価格: 3888円 ~
http://www.meganeichiba.jp/brand/eyesaver/
パリミキ
「トリプルカットメガネ 」ブルーライトカット 紫外線カット 花粉カット メガネ
価格: 5500円
・レンズにはブルーライト、紫外線をカットするコーティング /パソコン作業が多い方、紫外線から眼を守りたい方におススメ
メガネスーパー
「FEE-LIGHT クリアヴェール」
・くもり防止レンズ ・すきまを最小限に抑えたフード形状 ・レンズフレームもUVカット ・新素材TR-90採用で超軽量+ソフトな掛け心地
・花粉の防止・ハウスダスト防止・作業の防塵用
価格: 2138円
コンタクトレンズを使用しない
コンタクトレンズを使用している人は花粉がレンズと結膜の間で擦れます。
花粉の多い季節だけでも、コンタクトレンズは使用せず、メガネに替えたほうがよいでしょう。
帽子をかぶる
髪につく花粉を避けるためには帽子は有効です。
日中の外出時には着用するとよいです。
洗濯ものは外に干さない
当然ですが、花粉の飛散が多い時期に屋外に衣服を干すことはやめましょう。
食|お茶や免疫を上げる食事
お茶
速効性は薄いですが、継続することで症状の緩和が期待できます。
お茶なら子どもから高齢者まで安心して生活に取り入れることができます。
べにふうき茶
お茶に含まれる「メチル化カテキン」は粘膜にかゆみや炎症を発症するヒスタミンの発生を抑える効果が期待できます。
速効性が薄いとされるお茶の中で、即効性が高いとされているのが特徴でしょう。
1993年に野菜茶業研究所が紅茶用に開発したお茶です。
アレルギーを抑制する作用があるされる、「メチル化カテキン」を豊富に含んでいます。
これによって花粉症の目のかゆみなどを抑えるといわれています。
茶カテキンによりヒスタミンの放出が抑制され、症状が緩和されます。
べにふうき(紅富貴)は紅茶品種の茶葉で、酸化発酵させると紅茶になります。
残念ながら紅茶にするとメチル化カテキンは、なくなってしまいます。
それを緑茶に加工することで、メチル化カテキンを発見しました。
メチル化カテキンは、普通の緑茶には含まれていません。
ルイボスティー
ルイボスティーに含まれるSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)様酵素です。
強い抗酸化作用を持つSOD様酵素が身体の免疫力を高めてくれるため、花粉症などのアレルギー症状を抑えてくれる働きがあるのです。
ルイボスティーのポリフェノールやケルセチンが、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンを抑えてくれます。
毛細血管のダメージを防ぐTie2を活性化するということです。
目の周辺の血管にもよさそうです。
茶葉には、マグネシウム、カリウムなどのミネラルやビタミンC、カルシウムなどの成分がバランスよく含まれています。
ルイボスティーはノンカフェインで、とても飲みやすいお茶です。
甜茶(てんちゃ)
特に鼻づまり症状にお困りの方にオススメなのが甜茶。
含まれる「甜茶ポリフェノール」は鼻詰まりなどを抑えるヒスタミンの分泌を抑える効果があるといいます。
中国で親しまれているお茶です。
シソ茶
シソに含まれる「アルファリノレン酸」と「ロズマリン酸」。
アレルギー症状を抑制する効果があるといいます。
ほかにもダイエットなど美容効果が期待できるお茶のようです。
グァバ茶
南アメリカに生息する植物グァバは「タンニン」が含まれ強い抗酸化作用を持っています。
免疫力を高めてくれるため花粉症の季節、積極的に飲んでみるのもよいかもしれません。
柿の葉茶
「フラボノイド」を多く含む柿の葉はビタミンCを豊富に含んでいます。
ビタミンCが不足すると身体の粘膜にダメージを受けやすくなります。
花粉シーズン、目も粘膜ですから積極的にビタミンCをとるように心がけましょう。
花粉症に効く食べ物
ヨーグルト
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内で働くことによって、腸内環境が改善されて免疫力が高まります。
花粉症はもちろん様々なアレルギー症状の緩和につながるヨーグルトです。
特にビフィズス菌、LG21菌、フェカリス菌の3つは花粉症に高い効果が期待できるようです。
ポリフェノールを含む果物
目のかゆみやくしゃみなどのアレルギー症状を抑制する効果が「ポリフェノール」にはあります。
ブドウ、リンゴ、サクランボなどポリフェノールを多く果物は実よりも皮に含まれるので、よく洗って皮ごといただきましょう。
青魚
「エイコサペンタエン酸(EPA)」には鼻づまりを起こす成分を抑制するとされます。
サバ、イワシ、アジなど青魚は普段から積極的に摂りたいものです。
食で注意すること、避けたい食品
花粉症に悩まされる時期に注意したいことがいくつかあります。
- アルコールは控えめに ~ 粘膜の血管が拡張するため症状が悪化
- ソーセージやハムの加工食品は控えめに ~ 添加物の亜硝酸塩が免疫力を過敏にするといわれる
- 激甘スイーツは避ける ~ 精製された砂糖はアレルギー症状を悪化させる可能性あり。甘味は黒砂糖やはちみつで
- マーガリンたっぷりは避ける ~ トランス脂肪酸を含むため摂りすぎると細胞膜や粘膜が弱まりアレルギー症状がでやすくなる
住|花粉を入れない生活のコツ
洗濯物の取り扱い
外に干すのはNGです。
取り込むときに叩けばよいのでは、と思いますが、叩いても花粉は家の中に侵入してきます。
窓際に干せば、十分太陽の光にも当てられます。
部屋干し用の洗剤を活用しながらこの時期をやり過ごします。
あれば乾燥機なども使うとよいでしょう。
掃除方法
掃除と言えば、窓をあけて換気をしたくなります。
掃除機を使うと開けたくなりますが、窓を開ければ花粉が侵入します。
この時期は拭き掃除がおすすめです。
掃除機をかけずに拭き掃除にすれば舞い込んできた花粉も取り除くことができます。
空気清浄機
人が出入りすれば花粉は家の中に侵入してきます。
その花粉を吸い込んで部屋の空気をキレイにしてくれるアイテムが空気清浄機です。
花粉が飛んでいると窓も扉も閉めきって過ごすことになります。
閉めきっていれば花粉の侵入は家族の出入りのときだけになりますが、換気ができないのが問題です。
空気の循環が気になるという方にも、空気清浄機はおすすめです。
最近の空気清浄機は「花粉モード」を搭載している機種もあるので、花粉の時期にこそ取り入れてみてはいかがでしょうか。
さいごに
目の症状が楽になる花粉症対策!衣食住で気をつけること
花粉症の症状はつらいものです。
毎年花粉情報に耳をかたむける春です。
少しでも症状が楽になるため衣食住ですぐできることをあげてみました。
花粉の飛散が多い時期は少し生活を変えててみましょう。
「衣」は、ウールを避け外出時は花粉の付きにくい素材(ツルツル素材)を外に着用する。
「食」は、何事もバランスよく、がいちばん。
「住」は、家の中にできるだけ花粉を侵入させないため、窓をあけない、拭き掃除をする、空気清浄機を使う
できる工夫で花粉の症状を和らげるようにしましょう。
お読みいただきありがとうございます。
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花粉症の目のかゆみ対策は?すぐに役に立つ朝・昼・夜にすること
参考: http://www.takaosan.info/kafuntameshi/kaki.html柿の葉茶 http://www.guavatea-jiten.net/guavaeffect/antiallergy.htmlグァバ茶 http://www.sugaharaen.com/tokutyo.html甜茶 http://kafunshou.biz/strategy/strategy_food.html