まぶたを手でゴシゴシは危ない!目にゴミや異物が入った時の対処法は?
目にゴミが入った時など手でついゴシゴシと強くまぶたをこすっていませんか?まぶたはとても薄い皮膚に守られたデリケートな場所です。ゴミなどがはいったまま強くこすっては角膜に傷がつくことになります。
強い力はご法度です。まぶたに刺激を与えずに異物に対処する方法を調べました。
目に入ってくるもの
ほこりやゴミ、虫の対処法
戸棚や上のものを取るときにほこりやゴミが目に入る、そんなケースが自身一番多いです。
強い風が吹いたりした時もそうですね。目が開けていられないほどで、細めになりながらそれも微細な土や砂が目に入ることがあります。夕暮れ時に自転車に乗ったりしていると小さな虫も案外目に飛び込んできますね。
こんな時は、まず涙の力をかります。こうした小さなほこりやゴミは数回のまばたきで、涙といっしょに洗い流されます
きれいな水で洗い流してもよいでしょう。目にモノが入ると、ゴロっとした違和感や痛みを感じる時があります。ですが、決してまぶたの上から強くこすらないようにします。
洗剤やシャンプー・毛染め剤などの化学薬品の対処法
掃除や農作業などの最中に誤って酸性やアルカリ性の洗剤が目に入ることがあります。最近は自宅でヘアカラーをする人も多くなっていますから注意が必要ですね。化学薬品が目に入った時は、一刻も早く流水で15分以上洗い流します。
そして病院か眼科を受診します。目に入ったものの成分表や容器があれば持参すると迅速に処置ができます。
素人判断で中和させようと重曹水やホウ酸水などを使用するのは逆効果です。必ず医師の診断に任せましょう。
微細金属片の対処法
ほこりやゴミ、虫についで目に入る異物で多いのは鉄粉です。駅などホームに入ってきた電車の勢いで巻き上げられたレールの鉄粉が目に飛び込んでくることが多いようです。
流水で3分ほど目を洗って、病院・眼科を受診しましょう。微細な鉄粉は角膜に放置したまま日数が過ぎると涙の塩分でサビが生じることもあります。
下手をするとメガネでは矯正できない視力障害を起こすことにもなりかねません。注意が必要です!
デリケートなまぶたのケアと役割
まぶたの下は眼球です。やさしく触るとわかりますが柔らかくてとてもデリケートな感覚器なのです。物を見るという情報を一手に引き受ける精密器官でもあります。眼球はわずかな形状の変化でも視力や見え方に影響を及ぼします。さらには、目の病気のリスクも高まってしまいます。
対処法の基本
前に異物が入った時に真っ先にすることはまばたきを繰り返して、涙の洗浄成分で洗い流す涙は天然の目薬です。ですが、ドライアイなどで涙が出にくいときは無理せずに市販の目薬を使いましょう。
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水で目を洗う
洗面器に水をためて、顔をつけてまばたきをします。ないときは、蛇口やシャワーを弱めに目に当ててみましょう。
表面にゴミが見つからない時
裏側に入り込んだのかもしれません。
まぶたの裏側の調べ方
- 目を閉じる
- 目の下側を軽く押しながら、まぶたを軽くつまむ
- 紙をめくるようにまぶたをひっくり返す
- その時目は、下を見るようにする
すると表面に移動してきます。清潔なガーゼ・綿棒で軽く触れると取れます。異物をのぞいた後も痛みが続く、違和感があるそんな時はすぐに眼科を受診して治療しましょう。
さいごに
学生のころ、夕暮れ時に自転車に乗って、よく目に虫が飛び込んできて大騒ぎしたものです。目どころかうかうかすると口の中に飛び込んできて慌てたものです。
基本は洗い流す、ですね。気をつけたいものです。
お読みいただきありがとうございます。
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