わたしのメガネと目のブログ

メガネと目の健康について書いたブログです。メガネ歴40年の読書と図書館と公園と空の雲が好きな50代です。視力が落ち始めた中学生の頃、目が見えなくなったらどうしよう…と不安に駆られました。視力は強度近視で0.1ありませんが、ちゃんと見えてこの歳まできました。あれこれ目の病気や疲れが気になります。知らないことが不安になるので、色々と目のことを調べてみようと思いました。

視覚障害者の将棋の指し方は?目隠し将棋は全国大会も開催!将棋の様々な遊び方も

中学生棋士・藤井総太四段の29連勝で脚光を浴びている将棋です。

視覚障害者が楽しむ「目隠し将棋」は盛んで、全国大会も開催されています。

どんなふうに差すのでしょうか。

また将棋にはいろいろな楽しみ方があります。その歴史や面白さを探ってみました。

目隠し将棋とは

視覚障害者の目隠し将棋は、視覚障害者が将棋を指せるように工夫された特別の盤と駒を使って指すものです。

  • 将棋のルールは同じ
  • 盤の升目を区切る罫線・将棋盤の黒い線のところに針金で枠が打ってあり、凹凸がある
  • 駒の下部右側に点字があり、駒の種類と表裏が分かるようになっている
  • 盤を見ることが出来ないため、頭の中に盤を描いて指し手を考えなくてはならない
  • 駒はいわゆる彫り駒ですぐわかるようになっている

晴眼者と対局することもできます。

社会福祉法人日本盲人会連合が全国盲人将棋大会を主催しており、2016年は第40回めを迎える記念の全国盲人将棋大会が11月に東京で開催され、前年を上回る48名が参加しました。

頭の中だけで指す意味では、先の盲将棋と同じですが、「指す」という将棋の楽しみを味わうことができるようになっています。

盲人将棋とは

将棋

古くは盲将棋(めくらしょうぎ)と呼ばれていましたが、現在は目隠し将棋と呼ばれています。

頭の中だけで盤を描いて対局しますが、盤と駒は使いません。

この場合、対局者は視覚障害者に限らないため、視覚障害者の行う目隠し将棋とは別のものです。

実際、将棋のイベントなどでも行われることがあります。

大盤を前に盤を見ることなく指し手を口にする棋士の姿に、会場から驚きの声があがります。

 

盲将棋の歴史は古く、江戸時代には盲人の将棋指しがいたとされます。

現在でも使われている石田流と呼ばれる将棋の戦法を考案した石田検校(いしだけんぎょう)などの実力者もいました。

当時に点字はありませんから、駒の彫りをなぞって駒の種類を識別して指していたのいうのですから凄いものです。

将棋で遊ぶ

将棋は対局だけでなく様々な遊び方ができます。将棋が指せなくても親子で遊ぶこともできますね。

はさみ将棋

歩兵の駒18枚だけを用いて相手の駒をはさんで取る遊び

まわり将棋

将棋の駒と盤を用いて遊ぶ、双六に似た遊び。サイコロの代わりに4枚の駒を振り駒を進める。各地によりローカルルールがある

将棋崩し

箱に将棋の駒を入れて盤の中央に駒の山をつくる。指1本で駒を音をたてずに盤の外まで滑らせる。山崩しやガッチャン将棋と呼ばれることも。地域や集団によりローカルルールがある

将棋崩し

将棋の駒を立てて並べ、1枚を倒すと隣の駒にぶつかって隣の駒が倒れ、連鎖的に駒が倒れていくようにして遊ぶ、いわゆるドミノ倒しを将棋の駒で行ったものですが、日本での将棋倒しの歴史はドミノ倒しよりも遥かに古い

ほかにもこんな将棋

どうぶつしょうぎ

どうぶつしょうぎ

ほかにも子どもむけの3x4マスで行う「どうぶつしょうぎ」

「どうぶつしょうぎ」には王将をはじめ飛車・角・金・銀などの駒はありません。

かわりにあるのは、ひよことゾウとキリンとライオンです。子供っぽいと思ったかもしれませんが、これが中々…あなどるなかれ。

この「どうぶつしょうぎ」はとっても奥の深いゲームです。

考案者でもある北尾女流二段。4歳の子どもでも楽しめるように、とわかりやすくをテーマに作ったそうです。

人間将棋

人間将棋

「人間将棋」は山形県天童市の天童桜まつりで行われる、人を駒にして指すイベントです。2017年で62回を数えます。

将棋を戦国時代の戦に見立てて、戦国時代の兵士や腰元に扮した人間が巨大な将棋の駒となり、将棋盤を模した戦場で相手の軍と戦うものです。

さいごに

視覚障害者の将棋の指し方は?目隠し将棋は全国大会も開催!

視覚障害者の間で、囲碁はほとんど行われていないようですが、将棋はとても盛んです。

 

将棋の遊びは懐かしいですね、よくやりました。

お読みいただきありがとうございます。

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参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%95%E3%81%BF%E5%B0%86%E6%A3%8B https://www.shogi.or.jp/column/2016/11/post_43.html http://bussan-tendo.gr.jp/sakura/