40代でパソコンを使うのに適したメガネレンズは?種類と特長は?
ここ2年程変化を感じかなかったメガネの見え方が変わってきたように思います。
視力0.06の強度近視、軽い老眼もあります。
フレームは傷んでいないのでレンズだけ変えようと思っています。そういえば、レンズはお店の人にほぼ任せきりであまり注意してきませんでした。
パソコンを使うし、疲れ目にも優しいレンズはあるのでしょうか。
40代からのメガネレンズについて調べることにしました。
メガネレンズの種類
まずメガネレンズにはいくつか種類があります。
単焦点レンズ
凸レンズと凹レンズがあります。
凸レンズは遠視用や老視用として使われます。 中央部が名前のとおり周辺より厚いレンズで光を集める性質があります。
虫眼鏡と同じですね。
[caption id="attachment_1743" align="alignnone" width="639"] 出典:日本医用光学機器工業会[/caption]
凹レンズは、近視用に使われています。周辺部が中心部より厚いレンズです。
20代に作ったメガネは度数が進んでいたので、フレームからレンズがはみ出していたこともありました。
二焦点レンズ
1枚のレンズに焦点距離の違うレンズを組み合わせた境目があるレンズです。
多焦点レンズ
いくつもの焦点があるレンズです。
[caption id="attachment_1741" align="alignnone" width="600"] 出典:日本医用光学機器工業会[/caption]
「累進屈折力レンズ」は、メガネ店では遠近両用レンズともいわれ、境目のないレンズで、30代以降の人の主流となっています。
累進とは、 「徐々に上位に進む、数の増加につれてそれに対する割合が増える」の意味があります。累進屈折力レンズは、遠くのものから近くのものまで、連続的に見えるように度数が変化していきます。 人が目で物を見ようとしたときの距離と角度に、焦点が合うように作られたレンズです。 出典:日本医用光学機器工業会
素材
ガラスレンズとプラスチックレンズがありますが、プラスチックレンズが主流です。
パソコンを使うのに適したレンズは?
多くの人が、パソコンやスマホの画面を長時間見ることが多いと思います。
若年層の初期老眼やスマホ老眼、遠視なども知らないうちに見えにくくなり、疲れ目、頭痛や肩こりの眼精疲労を悪化させるものです。
対策としては、目にあったメガネ(あるいはコンタクト)をすることです。
メガネで疲れ目の予防と改善によいのが、「累進屈折力(るいしんくっせつりょく)レンズ」です。
「近く」と「遠く」異なる距離を見ることができるレンズです。
遠くを見ることで目は休まります。
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パソコンを使うときなど、近くを見る時も目の調整力を使うことがなく、遠くを見ている状態になるので疲れにくいといいます。
30代半ばを過ぎたらレンズは累進屈折力レンズがオススメです。
累進屈折力レンズの種類と特長
遠くと近くの境目がなく、自然に快適に見えます。 ものを見る時の瞳の位置の違いで度数を設定しています。
遠近に対応していますが、 生活スタイルによって3タイプのレンズがあります。
- 遠方重視タイプ ~近くから遠くまでを見やすくする。通常の遠近タイプより遠方の視野に優れている。ゴルフなどに向いている
- 中近タイプ ~手元から中間距離に対応している。オフィスや室内に向いている
- 近々タイプ ~手元からパソコン距離までに1m前後に設定されている。長時間のデスクワークに向く
メリットとデメリット
レンズに境目がなく様々な度数に対応できる累進屈折力レンズ。
1枚に多くの度数が入るために、レンズの周辺部で歪んで見えずらいことがあります。 特に単焦点レンズから変えた時は、違和感を感じるかもしれません。 (ワタクシもそうでした)
読書などで下目使いになる時は単焦点レンズの老眼鏡が いちばん目の負担が少ないようです。
まとめ
40代でパソコンを使うのに適したメガネレンズは?
累進屈折力レンズが主流となっています。
ご自身の生活スタイルや使う場所や用途によって選びましょう。使い分けしていろんなメガネを楽しむのも一興ですね。
お読みいただきありがとうございます。
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参考 図:日本医用光学機器工業会HPより引用させていただきました。 http://www.gankaikai.or.jp/health/41/11.html 日本眼科医会 http://style.nikkei.com/article/ http://www.jmoia.jp/glasses/meganeportal/lens/eyesandlens7.html 日本医用光学機器工業会