レーシック手術で医療保険が適用される条件は?給付金はいくら?
メガネやコントタクトが不要になるレーシック。健康保険は適用されておらず自由診療となっています。手術を受ける施設(病院や眼科)によって値段も多少違うようですが、日本眼科学会の適正な費用として「片目につき大体 10万円~30万円」となっています。健康保険使えませんが、自分で加入している医療保険はどうでしょうか。
レーシックに関する給付金や手続きなどについて調べてみました。
医療保険が適用になる条件は?
日本におけるレーシック手術は、2000年から次第に増加して2008年は年間45万件のレーシック手術が行われていました。2000年から件数を伸ばしてきたレーシックですが、2008年をピークに減少し、2014年には5万件となりました。
[caption id="attachment_579" align="alignnone" width="500"] 出典:西日本新聞[/caption]
もともとレーシックは、レーザー(エキシマレーザー)を使って眼の角膜を薄く削って角膜の曲率を変えて視力を矯正する手術です。
健康保険の対象外のため費用は全額自己負担となります。
2000年ころレーシック手術が増加しだしたころは、医療保険の給付金の対象となっていました。もしご自身で生命保険に加入されていて、医療保険があるようなら一度確認してみましょう。
術給付金額は、保険会社によって格差があります。
平均すると、大体5~10万円前後です。
保険会社にお問い合わせの際は、「レーザー角膜屈折矯正手術」とたずねるとよいでしょう。
生命保険会社へ手術給付金の請求をする場合、医師の診断書が必要になります。手術を受けた施設にもよりますが、およそ3千円~5千円ほどかかるようです。2007年4月に保険会社各社が改定を行いました。
2007年4月1日以降新規加入した医療保険契約はレーシック手術が給付対象外 となりました。保険は意外と若い頃に加入して、そのままなんてこともありますから、一度確認するといいですね。
手術給付金の手続き
- 保険会社に電話をして給付金の対象となっているか確認する
- 対象となっている場合は、金額を確認する
- 給付金の請求方法をたずねる
- 手術を受けた施設(病院・眼科)に診断書を依頼する
- 必要書類を用意し、保険会社に送付する
指示された方法で書類をそろえて保険会社に請求すれば、数週間から2か月以内には指定の銀行に給付金が振込まれます。
医療費控除は受けられる
レーシック手術は健康保険適用外で、検査や手術にかかる費用はすべて個人負担となります。これらの費用は医療費控除の対象になります。医療費控除は、
!本人または生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費であること
!医療費合計が10万円を超える
が対象となります。
そのためには確定申告をする必要があります。レーシック手術をしたその年(1月から12月)に支払った費用をまとめておきましょう。もちろんレーシック手術以外の医療費もまとめて申告することで控除が受けられます。領収書が必要ですので、大切に保管して起きましょう。
また、税務署によってはレーシック手術の医療費控除を認めていないところもありますので、お住いの管轄税務署に確認が必要です。
まとめ
医療保険でレーシック手術が適用になる場合は、保険の契約日が、2007年3月31日 までの保険。
まず日付を確認て保険会社に問い合わせてみましょう。
レーシックは手術後も定期的に検査をする必要があります。その費用も医療費控除の対象になるのか税務署に問い合わせておきましょう。
お読みいただきありがとうございます。
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参考 http://hoken-kyokasho.com/lasik http://www.skincare-univ.com/article/007531/ http://lasik.u-gate.info/hoken/