山手線車体の端材を使ったステンレスメガネ(JINS)と日本の美しいめがね橋
行楽シーズン。
重要文化財指定の「めがね橋」を訪ねてみてはいかがでしょう。
ご紹介するのは、日本ではじめて作られた最大の煉瓦つくりの橋です。
遊歩道も整備され散策にぴったりです。
鉄道がらみで、山手線車体が素材となったメガネもご紹介します。
碓氷第三橋梁(うすいだいさんきょうりょう)
群馬県安中市にある鉄道橋は一般に「めがね橋」の名で知られています。
碓氷川に架かる煉瓦造りの4連アーチ橋で、碓氷峠の代表的な建造物です。
国鉄信越本線横川駅から軽井沢駅間の橋梁の一つで、同区間がアプト式鉄道時代に使われました。
1891年(明治24年)着工、高崎駅と直江津駅を結ぶ路線(後の信越本線)のうち、上述の区間だけが未開通だったため急ピッチで工事が進められ、1893年(明治26年)に竣工しました。
もっとも開業直後から強度不足による変形が指摘されていました。
そのため翌1894年(明治27年)に耐震補強名目で橋脚・アーチ部の双方に対する大掛かりな補強工事が実施されたといいます。
その後は信越本線の電化を経て1963年(昭和38年)に新線が建設され、アプト式鉄道が廃止されるまで使用されていました。
全長91 m、川底からの高さ31 m、使用された煉瓦は約200万個に及ぶ現存する煉瓦造りの橋の中では国内最大規模の鉄道橋です。
「アプトの道」を散策
アプト式鉄道時代の廃線敷を利用して、現在は横川駅からこの橋までの旧線跡が遊歩道「アプトの道」になり、橋上の手すりや国道18号へ通じる階段などが整備されています。
2012年3月に碓氷第三橋梁~旧熊ノ平駅間1.2kmの延伸工事が完成、4月1日から横川~熊ノ平間、全長5.9 kmとなりました。
国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産への登録を目指し、2007年(平成19年)6月に暫定リスト入りをしています。
アプトの道は国の重要文化財である旧丸山変電所をはじめ3つの橋梁と10の隧道があり、めがね橋を代表する鉄道煉瓦構造物群などの碓氷峠鉄道遺産にふれることができます。
鉄道ファンは見逃せない!山手線E235系を素材にしたメガネ
JR東日本・山手線の新型車両「E235系」で使用されている素材を用いた眼鏡「E235系×JINS made in SABAE」が発売されます。
「E235系×JINS made in SABAE」では、山手線の新型車両「E235系」を製造する工程で、窓枠切り抜き加工の際に生じるステンレス「SUS301L」の端材が再利用されています。
オンラインショップと一部の店舗で、数量限定で発売されます。
特長
- 一般的なステンレスより硬くて丈夫
- 眼鏡の産地、福井県鯖江市の工場が、熟練の加工技術で製造
- フレームの弦にあたる部分は、ステンレスの窓枠切り抜きを担当する総合車両製作所(神奈川県横浜市)とJR東日本のロゴが印字
- 山手線のラインカラー「ウグイス色」をモダンの内側に
- 新型車両の特徴スクエア型のグラデーションをツルに
- フレームはステンレスSUS301Lは車両窓枠
- E235系の座席に使用されている布地と同じ素材を使ったオリジナルケース
- E235系のフロント部分を模した眼鏡拭き
[caption id="" align="alignnone" width="425"] 専用メガネケース[/caption]
[caption id="" align="alignnone" width="425"] 専用メガネ拭き[/caption]
眼鏡のフレームは3種類
① 角に丸みがある「TYPEクハ」E235系のフロントフェイスをイメージした、角に丸みのあるスクエアタイプ
② ブローラインを強調した「TYPEモハ」E235系のフロントフェイスをイメージしつつ、クラシカルにアレンジしたブロータイプ
③ 円のような形をした「TYPEサハ」山手線の環状の線路をモチーフにしたラウンドタイプ
(サハは、オンライン限定の販売)
10月7日・8日に開催される「第24回鉄道フェスティバル」(東京・日比谷公園)で、両日とも200本ずつ(クハ100本、モハ100本)先行販売されます。
こちらにも特徴のあるメガネをご紹介しています。
⦿⦿【使い方に特徴があるメガネ】夜用レンズや壊れないフレームは
⦿⦿オーダーメイド眼鏡を作れる東京のメガネ店6選!値段や素材は?
⦿⦿【目とスポーツについて】紫外線の影響は?必要な視力や便利なメガネと気をつけたい目の事故・病気など
さいごに
山手線車体の端材を使ったステンレスメガネ(JINS)と日本の美しいめがね橋(鉄道橋)。
鉄道ファンでなくとも欲しくなる、スタイリッシュなステンレスのメガネです。
そのメガネをかけて鉄道に乗り、めがね橋を見に行く、なんて行楽もアリですね。
お読みいただきありがとうございます。
参考: http://www.annaka-city.com/history/01.htm安中市 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A2%93%E6%B0%B7%E7%AC%AC%E4%B8%89%E6%A9%8B%E6%A2%81 https://www.jins.com/jp/st/e235/