目のかゆみに効くオススメのお茶は?花粉やアレルギーを和らげる効能・効果とは
花粉症の季節に目がかゆいととにかく憂鬱ですね。また花粉の季節を過ぎても今はブタクサやイネなど、一年中何らかの花粉が飛んでいるといわれます。
症状がひどいときは薬に頼るのも仕方ないですが「ずっと薬を飲み続けるのも…」そこで日頃からよく飲むお茶で、花粉症の症状の緩和・予防、免疫力の強化になる特に目の症状に良いとされるお茶について調べてみました。
ルイボスティー
美容によい、とされるお茶として知られています。
ほかにも、花粉症や様々なアレルギー症状、便秘、老化防止、美肌などの効果があるとされます。
目のかゆみなどアレルギー症状の原因となる活性酸素は、身体の抵抗力や免疫力を低下させてしまいます。
この活性酸素を抑える働きをするのが、ルイボスティーに含まれるSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)様酵素です。
強い抗酸化作用を持つSOD様酵素が身体の免疫力を高めてくれるため、花粉症などのアレルギー症状を抑えてくれる働きがあるのです。
ルイボスティーのポリフェノールやケルセチンが、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンを抑えてくれます。毛細血管のダメージを防ぐTie2を活性化するということです。
目の周辺の血管にもよさそうですね。
さらに茶葉には、マグネシウム、カリウムなどのミネラルやビタミンC、カルシウムなどの成分がバランスよく含まれています。ルイボスティーはノンカフェインということもあり、子育てをしている頃よく飲んでいました。
とても飲みやすいお茶です。今も時折気分を変えて飲むことがあります。
効能・効果: 花粉症や様々なアレルギー症状、喘息、便秘・下痢、老化防止、美肌、デトックス効果、貧血、ダイエット、更年期、熱中症、むくみ、冷え、妊活、体臭・加齢臭など
べにふうき茶
1993年に野菜茶業研究所が紅茶用に開発したお茶です。
アレルギーを抑制する作用があるされる、「メチル化カテキン」を豊富に含んでいます。これによって花粉症の目のかゆみなどを抑えるといわれています。茶カテキンによりヒスタミンの放出が抑制され、症状が緩和されます。
べにふうき(紅富貴)は紅茶品種の茶葉で、酸化発酵させると紅茶になります。
残念ながら紅茶にするとメチル化カテキンは、なくなってしまいます。それを緑茶に加工することで、メチル化カテキンを発見しました。メチル化カテキンは、普通の緑茶には含まれていません。
アサヒ飲料のペットボトルのお茶「べにふうき緑茶」、森永製菓のサプリメント「べにふうき緑茶カプセル」が発売されています。
【べにふうき緑茶のくわしい記事はコチラです】
⦿⦿「めめはな茶」花粉症対策に効果的な飲み方は?べにふうきのメチル化カテキンとは?
【目のサプリメントを選ぶ時の記事はコチラです】
効能・効果: 花粉症などアレルギー反応(目のかゆみ・くしゃみ・鼻水・鼻づまり)の抑制、抗体の産生を抑制、抗酸化作用、活性酸素消去作用など
ハーブティー
芳香植物を乾燥させたハーブは料理をはじめルームフレグランスなどに使われ身近なものになっています。ハーブティーも様々なものがありますが、日頃から継続的に飲み続けることでつらい症状を和らげたり予防の効果もあるとされます。
カモミール
キク科。万能薬として最も親しまれているハーブティー。
抗炎症作用により皮膚や粘膜のあらゆる炎症を和らげ、ヒスタミンを減少する効果が期待されています。
効能: 安眠作用、鎮静作用、発汗作用、免疫機能向上作用、弛緩作用、消炎作用、殺菌作用、利尿作用、鎮痛作用、抗ヒスタミン作用など
成分: フラボノイド、アズレン、マトリシン、ビサボロールなど
ネトル
イラクサ科。みどりの葉の香りと甘味がある葉。
花粉症とアレルギー症状による腫れの解消し、 体組織の解毒作用、ビタミンやミネラルが豊富に含まれます。
クロロフィルを多く含み、浄血作用があります。
効能: アレルギー症状の改善、花粉症の改善、老廃物の除去、消炎作用、鎮静作用、造血作用、抗アレルギー作用など
成分: フラボノイド、クロロフィル、葉酸、βカロテン、フィトステロール、ビタミンC、ミネラルなど
ペパーミント
シソ科。さわやかな風味。
抗菌性・抗ウイルス性があり、胆汁分泌の刺激や消化への作用が代表的。 すっきりとした味わいからリフレッシュ効果が得られます。
効能: 鎮静作用、利胆作用、健胃作用、収れん作用、殺菌作用、解熱作用など
成分: フラボノイド、タンニン、カフェ酸、クロロゲン酸など
アイブライト
ゴマノハグサ科の植物。
その名の通り、目に関するあらゆる不調によいとされます。 粘膜に働きかけるので花粉症にも有効とされます。
眼精疲労、目のかゆみ、目の痛み、炎症、涙目に効果があるとされます。
効能: 収れん作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、強壮作用、殺菌作用、抗ヒスタミン作用など
成分: タンニン、サポニン、ビタミン、ミネラルなど
花粉症対策に飲むお茶のメリットとデメリット
メリット
- 強い副作用が少ない
- ノンカフェイン(子ども、高齢者、妊婦や授乳中でも飲める)
- 薬と併用できる
- ビタミンCと栄養が豊富
- こまめに気軽にとれる(どのお茶もティーパックなら簡単)
デメリット
- 即効性はないこと
- 個人差があり自分にあったお茶でないと効果がでにくい
まとめ
花粉の時期に目のやゆみに効くお茶。
効き目が薬と違って緩やかですから劇的な変化は期待しないほうがよさそうです。個人差もありますから美味しく飲める自分にあったお茶を見つけられたらと思います。
お読みいただきありがとうございます。
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参考 http://www.xn--nyq66skyb86e.net/1620 http://kenbi-station.com/346.html http://www.riffle.jp/item/a00084.html http://minorien.jp/chishiki/about_benifuuki.html http://www.timeless-edition.com/archives/1629