3歳児の子どもの視力はどれくらい?目が大人になる7歳までの注意点とは?
知人のお子さんに赤ちゃんが産まれました。自分の子どもとは違った可愛いさがあるようですね。産まれたばかりの赤ちゃんはどんな風に見えているんでしょうか。ちょっと不思議です。
ヒトの視力は生後早くから発達が見られるようです。3歳児の視力はどれくらい? 大人と同じ視力になるのは何歳くらいなのでしょうか。
産まれてからの目の発達と幼いときに目について気をつけることを調べてみました。
子どもの目の発達、生後1か月から7歳まで
産まれたばかりの赤ちゃんですが、目の器官は完成に近い状態で誕生してきます。一体どんな風にみえているのでしょうか?
[caption id="attachment_1101" align="alignleft" width="680"] 出典:http://iku-labo.jp/wp-content/uploads/2015/03/meno.jpg[/caption]
生後1か月ころ
新生児は視力は、ほとんどない状態で生まれてきます。光の明暗には反応することがあります。
この頃の眼球は、直径17~18mmです。
2~3か月ころ
人の顔の形が認識できるようになります。人とモノの区別がつくようになります。
モノの色や輪郭はぼんやりしていますが、動くものを目で追える「追視」ができるようになります。
5~6か月ころ
首が座って視野が広がり、上下の「追視」もできるようになります。
両目の協調性が完成し両目でひとつのモノを追うことができます。
1歳ころ
モノの立体感が感じられるようになります。
形の区別ができ、細かいモノを見分けられるようになります。
3歳ころ
輪郭は少しぼやけるもののハッキリと形の違いがわかってきます。
子どもの目の発達にとって大事な時期です。
弱視や斜視の早期発見のためにも視力検査をする必ず3歳児検診を受けましょう。発達には個人差もありますが、0.5ほどの視力があれば問題ないと判断されます。この時期に大人並みの視力を持つようになる子もいます。
5歳ころ
視力は大人とほぼ同じ1.0くらいになります。
眼球の大きさは大人に近い直径22~23mmです。
6~7歳ころ
視力の発達はほぼ完成します。
この時期までに視力や両眼が発達、7歳までが大切、ということですね。
注意:見え方や行動は個人差もあります。あくまでも参考です。 参考:たかいわクリニック眼科
子どもの視力と脳の関係
目の機能だけではモノを見ることはできません。脳に正しく伝わってはじめてモノを見ることができるのです。ですから赤ちゃんの目は脳と同時に発達していきます。
生まれた瞬間から目は発達を始めます。日常の様々な経験をとおして見たものの情報を蓄えながら読み取っていきます。だんだんモノがはっきりと細かいところまで見えるようになり、遠近の視力が正確になってモノを立体的に見られるようになってきます。
6歳児の視野は大人の6割
[caption id="attachment_1102" align="alignnone" width="615"] 出典:http://www.kosodatenotomo.com/images/shikai.gif[/caption]
子どもはよく突然なにかにぶつかることがあります。それは大人にくらべて視野が狭いからです。
6歳児では大人の6割程度しか見えていないといわれます。
大 人: 並行視野(左右) 150度 垂直視野(上下) 120度 6歳児: 並行視野(左右) 90度 垂直視野(上下) 70度 これはスウェーデンの児童心理学者ステイナ・サンデル氏の 実験から算出されたものです。 http://www.kosodatenotomo.com/images/shikai.gif
大事な子どもの目、常に観察を怠らない
子どもは自分から視力の異常を訴えることはありません。
見え方は本人にしかわからないし、それが当たり前だと思っています。親やまわり人が、子どもの行動を観察してそれまでと違いがないか注意することが大切です。
- 急に転びやすくなった
- ものにぶつかりやすくなった
- 顔を斜めにしてモノ見ている
視力の発達期である6~7歳までに注意して早期に子どもの目の異常を発見することが大切です。
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さいごに
7歳までに大人と同じ視力とる子どもの目。 子どもの視力には常に敏感になって観察することがとても大切です。早期発見することでたとえ病気だとしても治療の可能性が広がります。
また、赤ちゃんの時には、たくさんの笑顔を見せてくださいね。笑顔は、脳がそれを情報としてキャッチして同じように赤ちゃんも表情をつくるように脳に指令をだして赤ちゃんに笑顔が生まれます。
笑顔は、目から脳に伝わり健やかな成長につながります。
お読みいただきありがとうございます。
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参考 http://www.happy-note.com/doctor/017-062.html http://iku-labo.jp/childcare/4123/ http://takaiwa-ganka.com/contents_109.htmlたかいわクリニック http://www.gankaikai.or.jp