メガネを長持ちさせるためにやってはいけない6つのこと
普段からメガネを1日中かけているので、もはや顔の一部です。
メガネの取り扱いでやってはいけない禁止事項があります。
あらためて意識して快適にメガネと暮らしましょう。
取り扱いで注意することもご紹介します。
6つのやってはいけないこと
目によくなかったり、メガネに傷がつく原因にもなります。
太陽や強い光を直視しない
無色のレンズ、カラーレンズ、紫外線カットのレンズ…どんなレンズでもメガネをかけて太陽や強い光を直に見るのはやめましょう。
目に重症を負ったり失明する危険があります。
傷ついたレンズを使用しない
メガネのレンズに傷やくもり、ヒビ割れ、コート膜のはがれなどによって見え方に異常を感じたら、使用を中止します。
そのまま使い続けると視力が低下する恐れがあります。
また光が乱反射するなど見えにくい状態になり目によくありません。
プラスチックレンズは熱に注意
メガネレンズはその9割がプラスチックレンズです。
プラスチックレンズは60℃以上の高温にさらされたり、急激な温度差によってコート膜にヒビ割れが生じます。
高温になる場所にメガネを放置したり、メガネをかけたまま顔を高温になる場所に近づけないようにしましょう。
レンズが変形したり、フレームから外れたりすることもあります。
- 夏の車の中
- 砂丘、海水浴の砂場
- お湯でレンズを洗う
- サウナに入る
- ヘアドライヤー(熱風)をかける
- 高温の近くに近づけない ~ 熱い油、アイロン、ストーブ、炭火、バーベキュー、ホットプレート、タバコの火
レンズに熱が加わると、レンズ基材とハードコートは膨張しますが、反射防止コートと撥水コートは膨張しません。
レンズ基材とハードコートに引っ張られる、これがヒビ割れの原因となります。
メガネをそのまま放置しない
たとえば外したメガネを太陽光のあたる場所に置くと、凸レンズの場合、集光作用によって周囲を焦がす恐れがあります。
プラスチックレンズは素材が柔らかいものです。
メガネは使用しない時はケースに入れておきましょう。
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レンズを下に向けて置かない
メガネを置く時は、レンズの表面を必ず上にむけて置きます。
下に向けると傷の原因になります。
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汚れたメガネはかけない
汚れやホコリがついたままのメガネは、見え方が悪く、見た目もよくありません。
中性洗剤を使って水洗いしましょう。
アルカリ性(石けん、ハンドソープなど)や酸性洗剤は使用できません。
コート膜が劣化してはがれる原因となります。
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メガネを長持ちさせるために注意すること
衝撃に注意
ガラスレンズはもちろんプラスチックレンズでも強い衝撃があれば破損し、破片で目や顔に重傷を負う可能性があります。
失明に至る場合もありますので、激しいスポーツなど、破損の可能性がある場合は保護具(ゴーグルなど)と併用しましょう。
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かけ外しはテンプル(つる)を持って正面でおこなう
テンプルは充分に開いてゆっくりかけ外してください。
この時、テンプルの先で目や顔を突かないようご注意が必要です。
片方のテンプルを持って無理に行うと型くずれや、ゆるみの原因となります。
また、フレームが曲がっていたり、ずり落ちたまま使用するとレンズが正しく使えず見づらくなります。
メガネ店で調整しましょう。
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運転はメガネに慣れてから
見え方や使い方に慣れないうちは、距離感がつかみにくい場合があります。。
運転やはレンズに慣れて周囲との違和感がなくなってからにします。
階段など昇り降りも最初は違和感があるので注意が必要です。
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様々な汚れがついた時
汗や整髪料は顔の近くのメガネに汚れがつきやすいものです。
まずは、洗って拭く、が基本です。
汗、レモンなどの果汁、ヘアスプレー、整髪料、化粧品、カビ取り剤、薬剤(シンナー、トイレ・浴用洗剤)などがついた時は、すぐに水洗いをして、付着物をよく落として拭きとります。
そのままにしておくとシミなどが残り、取れなくなったり、コート膜がはがれたりします。
メガネの拭き方
メガネを拭く時はレンズの外側を持って、レンズ専用メガネ拭きでそっと拭いてください。
拭く方の反対側を持ったり力を入れすぎると、フレームやレンズの破損やフレームの変形の原因になります。
レンズにゴミやホコリなどが付着しているときはまず水洗いし、ティッシュペーパーで水気を取ります。(ティッシュペーパーで拭いてはいけません)
そしてレンズ専用のメガネ拭きで拭いてください。
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濡れた時
レンズが水に濡れたらすぐに拭きとりましょう。
乾いてしまうと水あとがシミのように残り、見えにくくなります。
定期点検のおすすめ
プラスチックレンズは経年変化によって素材が劣化し、変色などが起こる場合があります。
1年を目安に、メガネ店で点検を受けるようにしましょう。
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さいごに
メガネを長持ちさせる方法。やってはいけない6つのこと。
- 太陽や強い光を直視しない
- 傷ついたレンズを使用しない
- プラスチックレンズは熱に注意
- メガネをそのまま放置しない
- レンズを下に向けて置かない
- 汚れたメガネはかけない
メガネやレンズの取り扱いに注意すすことで、メガネは傷つきにくくなります。
目のパートナーとしてのメガネ、大切にしたいものです。
お読みいただきありがとうございます。