わたしのメガネと目のブログ

メガネと目の健康について書いたブログです。メガネ歴40年の読書と図書館と公園と空の雲が好きな50代です。視力が落ち始めた中学生の頃、目が見えなくなったらどうしよう…と不安に駆られました。視力は強度近視で0.1ありませんが、ちゃんと見えてこの歳まできました。あれこれ目の病気や疲れが気になります。知らないことが不安になるので、色々と目のことを調べてみようと思いました。

かかりつけ医の眼科選びとは?白内障手術するなら実績はどれくらい?

目は見え方がおかしかったり、ちょっとした不調を感じた時に気軽に診てもらえる眼科医がいると安心です。

眼科にかかるとなると、個人で開業している眼科、総合病院など大きな病院の眼科になりますが、どんなところに注意して選んだらよいのでしょうか。

眼は脳の出先器官といわれるほど複雑な臓器で、専門的な分野です。

よい眼科の選ぶポイントをお伝えします。

開業医と総合病院の眼科、どちらがいい?

開業医の場合

個人で開業している「〇〇眼科医院」は、地域に密着しています。何度か通うことで顔を覚えてもらえます。

コンタクトレンズや眼鏡の処方を出してもらうなど、こまめに目のチェックをしてもらうことができます。

目の病気は、時によって失明につながる場合もありますから、できるだけ早く見つけて治療することが大切です。

町の開業医の場合は、最先端技術の機器や精密検査はできない場合があります。

そんな時でも、状況を把握して迅速に対応して病気の治療に最適な病院を紹介してくれるます。

大きな病院にくらべて待ち時間や、近くに総合病院がない場合は、遠くへわざわざ出向くこともない点は便利です。

医師全体における開業医の割合は約36%ですが、眼科医の場合は約63%にのぼります。

総合病院の眼科の場合

いわゆる大きな病院の場合は、高度で専門的な治療を受けることができます。

ですが、いつも同じ先生に診てもらえると決まっているわけでなく、待ち時間が長い、検査に時間がかかるなど大変なこともあります。自分の暮らす場所から近くにあるとは限りません。

目の病気で、特に糖尿病や高血圧など身体全体に関わる病気の場合は、検査項目も多くなるため、大きな病院を受診する方がよいでしょう。

眼科医専門医になるためには

眼科医を選ぶ時に注目したいのは、その医師が「眼科専門医」であることです。

眼科専門医取得までには、医師登録をしてから6~7年かかります

平成19年から眼科専門医が8名以上常勤している総合病院以上の設備が整った施設の中で、専門医制度委員会が眼科研修プログラムを承認した施設(基幹研修施設)において4年間の眼科研修の当初2年のうち1年の研修を行うようになりました。 研修医の皆さんが研修体制の整った研修施設で十分な眼科の研修を受けられる制度設計となっています。 日本眼科学会は「専門医制度」を昭和57年に立ち上げ、質の高い専門医を育成するよう、整備してきました。 引用:日本学科学会「眼科医を目指そう」より

日本ではでは医師免許がある医師が届出すれば、自由に診療科を選択できます。

眼科専門医の資格を持っていても医師の収入(診療報酬)が増えるわけではありませんが、自らに厳しい条件を課し、資格を維持している眼科専門医である眼科を受診するのはひとつの目安となります。

眼科専門医の資格認定 眼科専門医とは、眼科に関する知識と技術が規定の水準に達したことを日本眼科学会が認定した医師です。 眼科専門医に認定されるためには、日本眼科学会が認定した研修施設で一定期間、眼科に関する検査、治療、手術などの研修を受けて修了することが必要です。 また、研究の成果となる論文発表や学会発表などの条件を満たしてはじめて、認定試験を受験することができます。 試験は眼科全般にわたる知識を問う筆記試験とともに口頭試問も行われ、約4割の方が不合格となる試験に合格しなければ、眼科専門医には認定されません 引用:日本眼科学会より

また、眼科専門医の資格は永久に保障されるものではありません

5年毎に更新をしなければならず、更新するためには眼科診療を継続している必要があります。

日本眼科学会総会をはじめとする学術集会へ参加するなどの方法で、所定の単位(5年で100単位)を取得する必要もあります。

 

全国の眼科専門医はこちらから検索できます。

[blogcard url="http://www.nichigan.or.jp/senmonlist/map.jsp"]

 

診察の時に注意すべきポイント

医師

  • 医師が治療内容を納得するまで説明してくれる
  • 目の定期健診を行ってくれる
  • 目の疾患だけでなく合併症となる生活習慣病など身体全体の気配りをしてくれる

手術をするときに眼科医を選ぶ基準とは

白内障は80歳の人が100%発症する病気です。高齢化社会を考えると眼科医はまだまだ数が不足しているといいます。

  • 白内障手術なら累計5000件以上、
  • 緑内障は300件以上、
  • 網膜剥離なら件数ではなく、成功率95%

これらの手術実績を推奨している眼科医が深作眼科の深作医師です。15万件を超える世界トップクラスの眼科手術実績を誇ります。

(引用:http://www.news-postseven.com/archives/20170221_494755.html?

最近は手術実績をホームページなどで公開している眼科も増えているようです。

患者として注意すべきポイント

  • いつ、どのように症状が起こり、現在はどうなのか、要点を簡潔に伝える
  • 現在飲んでいる薬を持っていく(アレルギーや既往歴)
  • 目以外に気になる症状があるか
  • 使っている眼鏡やコンタクトレンズを持っていく(病気の原因になることもある)

さいごに

眼科医の選び方。

眼科は眼科専門医の資格をもつ眼科にかかりましょう。

かかりつけ医には、家から近い開業医の眼科がおすすめです。

日頃から、コンタクトレンズを処方してもらう、など目の健康管理をかかりつけ医に診てもらうと目の異常に気付きやすく安心です。

どんな些細なことでも相談できる目のかかりつけ医を、ぜひ見つけたいものです。

お読みいただきありがとうございます。

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コンタクトレンズは高度医療器具です。かかりつけ医に処方してもらいましょう。

参考: 日本眼科学会 http://www.nichigan.or.jp/youngdoctors/flow.jsp眼科医を目指そう http://www.news-postseven.com/archives/20170221_494755.html?PAGE=2ポスト