花粉症ではないのに「目がかゆい！」どんな眼病の可能性がある？

春先、目のかゆみを引き起こす原因として真っ先に考えるのは「花粉症」ではないでしょうか。ですが、目にかゆみを引き起こす原因はじつは色々あります。

目のかゆみは、目のまぶたや白目と呼ばれる結膜についた異物の刺激や異物に対するアレルギー反応です。また、炎症反応として起こることもあります。

眼病の症状としてかゆみが起こる場合も多いので原因を知っておきましょう。

ふだんの生活から考えられるかゆみの原因

花粉は季節にのある時期に集中してアレルギー反応としてかゆみが出ます。ダニやハウスダストは一年中、症状が続きます。目の結膜が刺激を受けて炎症を起こしています。

目は涙の分泌が減ったり、涙が蒸発しやすくなるとかゆみがでることがあります。エアコンで部屋が乾燥する、パソコン作業で目を酷使する、車の長時間運転など、まばたきの回数が減ることが原因です。

またストレスによって自律神経の働きが低下すると涙の分泌が減りかゆみが起きやすくなるようです。

洗浄が不十分だったり、装用時間を守らなかったりと、正しい使い方をしないことで汚れが細菌感染の原因となり、酸素不足のために目がかゆくなります。

コンタクトレンズを使用している人は日頃から注意が必要ですね。

アレルギーとなる異物が結膜に入り目に強いかゆみや充血が起きます。花粉やハウスダストなどが異物となります。白目部分がぶよぶよになることもあるようです。

アデノウイルスなどのよって感染して起きます。粘性のある目やにがついて、まぶたが充血することも。

夏にプールで移ることが多いのがプール熱（咽頭結膜熱）は、目のかゆみと喉の痛み発熱を伴い、吐き気や倦怠感などがあります。

目のかゆみの他にも、目がゴロゴロする、充血、涙目、目やになどの症状があります。黄色ブドウ球菌などに感染して起きると黄色い膿のような目やにがでるのが特徴です。

他の人への感染力は強くはありませんが、幼児や高齢者は慢性化しやすく注意が必要です。

まぶたのフチや皮脂腺に黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して起きます。まぶたが腫れたりかゆみがでたり、まぶたが重くなったりしたりします。

まぶたに起こる炎症を眼瞼炎、まつ毛の根元あたりにおこる炎症を眼瞼縁炎といいます。麦粒腫のようにウイルスや細菌の感染から起こるものと、外部の刺激（化粧品、毛染め、石けん、目薬など）が原因となるものがあります。

かゆみや痛みがでることも多い疾患です。眼病で気になる症状は、すぐに眼科を受診しましょう。

「目がかゆい」症状が起こる原因。

・アレルギー（花粉やハウスダスト）・ドライアイ（目の乾燥）・コンタクトレンズ・目の病気によるもの

眼病から起こるかゆみには注意が必要ですね。

お読みいただきありがとうございます。

【眼病は早めにチェック、早期発見】

[ad#88]