健康管理や「ポケモンＧＯ」がコンタクトレンズでできる？！スマートコンタクトとは？

「スマートコンタクト」とはコンタクトレンズの外周に沿って、センサーや無線、電子回路が埋め込まれたウエアラブル機器です。まばたきで写真が撮れたり、無線ができたり健康管理にも役に立ち、あの「ポケモンGO」もできたりするとか。

どんな風に利用できるのでしょうか。近未来のコンタクレンズをご紹介します。

医療・健康管理に利用　～　グーグル/ノバルティス

スイスの医薬品・医療機器メーカーであるノバルティスとその傘下のアルコンはgoogleからスマートコンタクトレンズの技術ライセンスを受け開発を進めています。

糖尿病患者には、涙に含まれるグルコースを監視して、糖尿病患者の血糖値の急変を伝えることや老眼用に度数を変更できるコンタクトレンズ、さらに、眼内レンズの開発が進められているようです。

[caption id="attachment_1624" align="alignnone" width="300"] スマートコンタクト出典：Samsung files patent for smart contact lenses with built-in camera[/caption]

サムスンは2016年3月にカメラなどを内蔵したレンズの特許を取得しています。まばたきで操作できます。

ディスプレイ機能やアンテナ、動きを察知するセンサーが搭載されています。

[caption id="attachment_1625" align="alignnone" width="560"] 出典：sony http://gigazine.net/news[/caption]

2016年5月、日本のソニーはコンタクトレンズに極小のカメラユニット、ストレージ・イメージセンサー、撮像レンズ・無線通信ユニットなどを搭載しています。

まばたきでシャッターを切り、ズームや絞り、焦点などの操作も可能です。また、眼球の動きで目ブレ防止機能も。

2016年8月、ポケモンGOを開発したNiantecは、ポケモンをより現実世界に近づけるためのポケモンGO専用のスマートコンタクレンズトの開発に取り組むと発表しています。

自分の目の中にポケモンが出現することになりますね。

スマートコンタクトレンズは、まさに身に着けるウエアラブル端末・機器です。

従来のウエアラブ端末のメガネと使い方を置き換えることも可能でしょう。

コンタクトレンズの場合はつけていることがわかりにくいこともあり、プライバシーに関する問題はありそうです。

グーグルやアップル、サムスン、ソニーも取り組み始めているスマートコンタクレンズの技術が、これからどのように進んでいくのか注目していきたいと思います。

お読みいただきありがとうございます。

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